性能が大幅にが向上した比較電極は、クロスコンタミを低減し、応答速度が改善されました。ぜひお試しください。
《R2K712》は、新電元工業(株)製pH計KS501、KS701、KS723の比較電極CH701と互換性があるように設計されていますので安心してお求めください。
交換の目安は、比較電極の先端を下向きにした時にバブルが見える状態です。
電極先端部には、比較電極の内部液の蒸発を防ぐために保護用の樹脂を貼付してあります。目印として赤い印●がついていますので、必ずこの樹脂を剥がしてからご使用ください。
樹脂を取らないままご使用を開始され「故障では?」というお問い合わせが大変多くなっています。ご使用開始にあたっては、この樹脂を剥がしてからお使いになるようお願いもう下げます。
(左図)旧製品CH701の断面図(かまぼこ形)
旧製品CH701はかまぼこ形電極で、底部がフラットなためサンプル液が電極底部の狭いギャップに入り込んでクロスコンタミを引き起こすという欠点がありました。
アイスフエトコムのR2K712では円筒形電極を採用しサンプル液の抜けをよくし汚染を最小限に抑えました。 また液落芯とpHセンサの位置関係を最適に設計配置することで、極微量サンプルのpH測定において世界で初の0.05ミリリットルのpH測定を可能にしました。
さらに、比較電極のセラミックス液洛の芯経を従来より大きくしました(弊社特許)。これにより比較電極の電位応答が速くなり再現性と電位安定性が向上。水道水や雨水などのpH計測において、従来セラミックス液洛型比較電極では困難であった水溶液のpH計測が容易になりました。
新電元工業(株)で発売していたKS701などの交換部品としてもお使いいただけますが、弊社では2007年3月をもって製造・販売が終了した新電元工業(株)製品ISFET-pH計KS701、KS723、比較電極CH701、CH723をお使いの皆様に、実質的な後継製品である S2K712 ・S2K922への移行を推奨しています。
弊社では新電元工業製品KS701の弱点や問題点を解決し、性能が飛躍的に向上したISFET-pH計と比較電極を提供しています。新電元工業製品をお使いの場合、温度補償機能が不十分でpH計としての性能を十分発揮できない場合があります。また従来の比較電極CH701、CH723(互換のCH700)などをご使用の場合は、比較電極とpHセンサに汚染が残り、pH測定の再現性が十分得られない場合があります。
現在も新電元工業(株)製品をお使いの皆様は、アイスフエトコム製品 S2K712 ・S2K922およびR2K712への移行をおすすめいたします。
後続製品および消耗品については販売総代理店(東洋理化株式会社)までご連絡ください。